明日息子と何しよう

いじめにより不登校(4年目)になった息子と過ごした、約4か月の休暇を取った親父の記録。

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休暇6週目(6/16)終了「人生のレール」

先日職場のイベントに少し顔を出したところ、いろいろな人が声をかけてくれた。外部の方にもある程度事情を話すと、自分が異動したんじゃないか、辞めてしまったんじゃないかと心配してたと…ありがたくてウルウルしてしまった。

 

何人かに近況を話すうちに、これまでのことを何度か振り返ることができた。息子に何か変化はあったのか、状況は何か変わったのか、それ以外のことで何か変わったのか。休暇を取って1か月半が経過したが、息子は今も学校へ行っていない。勉強という勉強もしていない。なので状況は特に何も変わってない。しかし変わったと言えば変わった。一番変わったと思うのは息子ではなく、自分の心の部分、それはもう大きく変わった。

 

息子には、高校からでいいから学校に戻ってほしい。心の病を治してほしい。少しでもいいから、勉強をしてほしい。みんなの元に戻れるように。社会に出られるように…。これらを実現することで、どうなるのか。自分自身が安心しようとしていたかもしれない。そう思うようになったのだ。

 

息子は何のために学校に行くのか、何のために心の病を治すのか、勉強するのか…その本来の目的は、息子が幸せになるためである。でも本当にそのレールの先に息子の幸せはあるのだろうか?逆に考えると、幸せになるために、これらの中には息子にとっては関係のないレールがあるかもしれない。

 

レールは一本ではない。そう考えると、だんだんと焦りはなくなってきた。不登校の息子を支えていくスタートラインに、やっと立てた気がしている。